馬選びの方針をまとめました。

私はカタログの馬体やビデオの歩様を見ても、正直言ってどの馬が走る馬かなかなか見抜けません。
自分なりの馬体を見る判断基準はある程度もっているんですが、馬の体も成長の間に
2転3転しますし、馬体だけから走る馬を見つけるのは至難のワザです。
そんな訳で1口馬主をはじめた最初の1年目は、おっかなビックリで安価な馬を中心に出資していま
した。
しかしながら2年目・3年目と現実を認識するにつれ、それではダメだと気がつき自分なりの馬選び
の方針を決め、今はそれに基づいて選ぶようにしています。
もちろんこの方針に合致する馬が自分の所属するクラブで募集される確率はけして高くありません。
かえって100%合致しないほうが普通ですので、妥協できるところは妥協し、できるだけこの方針に
添って馬選びをしています。



1.価格に上限を設定する

	資金は有り余っているわけではなく、わずかな小遣いの中から捻出して楽しんでいるので
	あまり高い馬は買えない。
	牡馬なら5000万以下、牝馬なら4000万以下という閾値を設けている。

2.兄姉の成績が良い

	誰しもが選択基準に持っていると思うが、このケースは多分に価格が高くなる。
    価格との兼ね合いだが、兄姉が活躍しているということは、母の繁殖馬としての質が良い
	ことを示しているので値段さえ折り合えば、次に重視するポイントである。
        兄姉が未勝利でも骨折などで勝運に恵まれず素質が評価されていた場合は例外とする。

3.ランキングベストテンの種牡馬にさからうな

	なんといってもリーディングサイヤーの上位の馬の仔の方が走る可能性ある。
	種牡馬は勢いが大事だと思うし、勢いがあるときの仔は走る。
	さらに、アーニングINDEXより勝馬率の方を重要視する。
	好みとしては欧州で活躍した種牡馬より、米国で活躍した種牡馬の方に重きを置いている。
	特に日本の馬場はスピード血統が有利であるため、米国のスピード血統には注目している。

4.厩舎

	入厩予定先があらかじめわかっている場合は、これも重要なポイントで考慮する。
	過去に愛馬が世話になった厩舎で痛い目にあった経験は生かしたいので、そのような厩舎は
    絶対にパスする。
	世間では優秀な調教師と評価されていても預託馬が多くて2歳時になかなか入厩できそうない
	厩舎や故障馬の多い厩舎、馬の能力に適した使い方をしないとウワサされている厩舎は極力
    避ける。

5.順パターンに注目

	[種牡馬の距離適性] < [BMSの距離適性]の場合(これを順パターンと呼ぶ)に産駒に
	スピードが伝わり易いという説がある。
	逆パターンの場合は、インブリードなどの作用が必要である。

6.アウトブリード馬を狙え

	インブリードやラインブリードの配合より、できるだけアウトブリードの馬を選ぶ。
	いまや日本では、Nearcoを祖先に持つ種牡馬、肌馬が全体の5割を超えているし、Northen Dancer
	系種牡馬が氾濫する中で、このルールは非常に選択肢を狭めるものだが、このポイントはけっこう
	重要視している。理由としては...
	久米氏イワク近親配合が名馬をつくるというのは、ほとんど迷信だということ。
	中島氏も「名馬の配合の基本はアウトブリード」と力説している。
	近親交配が過多になればその弊害は、まずその脳に現れるといわれている。白痴の馬が生れや
	すくなるし、次に内蔵奇形が増えるという説もある。どこまでホントかわからないが、インブリード
	が強いとけっこう奇形が出たりするらしい。
	いずれにしても近親配合の馬は、比較的体質が弱い(虚弱体質)ようだし奇形までひどくなくても
	近親配合すると臆病なのが出やすいそうだ。
	インブリードの馬が全て走らないとは思っていない。Hyperionのインブリードはそれなりの結果を
	出しているし、インブリードの効果が出やすい種牡馬がいるのは事実である。
	ただ、現在の方針としては強いクロスを持った馬はパスするようにしている。特にNorthen Dancerの
	4×4以内の血量をもった馬は避けるようにしている。

7.ダートも走れる短距離馬なら1年中楽しめる

    夢はダービーや皐月賞などのクラシックに出走できる馬に出会えることですが、かなり難しい
    ことも現実。まずは、いかにこまめに賞金が稼げるかということで、短距離のスピード血統に
    注目。芝しか走れない馬というのは、冬場は稼げないし...ダートも芝も走れそうな馬を探す
    こと。これなら故障さえしなければ、1年中楽しめる。

8.異系交配馬は、近親交配馬と比較すると種牡馬として不成功に終わる可能性が高い

	理由としては、過去の実績から繁殖牝馬の血の方が強く出やすいと言われている。
	父内で眠っていた別の血が目覚めてマイナス効果を発揮し、自分自身の中で8〜9代の
	土台部分を支えていた血の血統が、10代以降になって効力を失う−といったところも
	あるそうだ。だから異系交配馬の種牡馬を生かす配合は、その種牡馬ごとに充分考慮する
	必要がある。
	したがって配合の分析のエキスパートでない自分は、異系交配馬の種牡馬の仔はできるだけ
	選択から除外する。

9.5月中旬以降に生れた馬はマイナス

	できるだけ早生まれの馬を選ぶ。早ければ3歳デビューも可能だし、勝ち上がるチャンスも
	出てくる。
	また、馬は集団で育成されるから、遅生まれの馬はいじめられるし発育が遅いと、馬自身の
	劣等感につながるという説がある。

10.早生まれの牝馬は狙い

	牡馬と牝馬では成長のスピードに差があり3歳時に牝馬が強いので、早生まれの牝馬は3歳
	デビューの可能性が高い。

11.母は若いに限る

	母が若ければ活力があるので、若いほど良く、若ければ活力も伝わるらしい。なにより、
	母が年取っていると、あまり動かないから、当歳で母にべったりな仔馬も動かなくなり
	運動神経の発達に支障をきたすことが予想される。さらに、祖母が若い時にその母を
	産んだという方が望ましい。また、前年が空胎か初仔が望ましい。

12.名競走牝馬が必ずしも名繁殖牝馬ではない

	現役時代に精神力を全てつぎ込んで走ったような繁殖牝馬は、能力を全て出し切ってしまい、
	仔に伝える活力がなくなる。
	故大川慶次郎氏イワク、数多くのレースに使った牝馬よりも、競争で走らなくなった馬の方が
	よい仔を出すという事実がある。つまり、名牝馬でなくても使い過ぎた牝馬からは良い仔はで
	ないことが多い。
	ただ、祖母が名競走馬の時は隔世遺伝もあるので狙ってみる価値がある。
	俗に母の成績が悪くても、祖母または3代母の成績が良ければ○ということもある。

13.父に似ているか

	気性は母に似て、体型とかは父親の特徴を受け継いだ方がよく走ると一般にいわれているから、
	カタログの父の写真とよくくらべること。



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